雑記帖

創作以外のことを書きます

1年間について

ただ私が個人的に大学1年目を振り返るだけです。有用な情報があるかは知りませんがありそうであれば勝手に見出していただいて結構です。ひとまず個別の授業から。ちなみにSセメスターというのが夏学期(4月~7月)、Aセメスターというのが冬学期(9月~1月)にあたります。

Sセメスター

英語二列W(ALESA) (F.R.)
Active Learning of English for Student of the Artsだそうです。具体的には自分でテーマを設定して英語で短い論文めいたものを書くクラスです。クラスによっては教員側がかなり大枠のテーマを設定してくるところもあったそうですが、Mr.Rはいくつかの選択はあったものの実質的にはほぼ自由に考えることができました。Michel Foucaultについて真面目に取り組んだのは久々だったのでなかなか面白かったとは思います。Sセメスターが終わってから英語力が錆びついているのをひしひしと感じています。

哲学Ⅰ(T.S.)
哲学の所産をいくつかの主要なテーマごとに概観してみようという趣旨の授業。基本的に今までの学習法が歴史的な展開を追っていくというものだったので現代の先端で詳しく探究されている部分についてはあまり詳しくなかったこと、好きな分野に偏りがちであったことを考えればとりあえず受けた意味はあったのかもしれない。Rodney Brooksの動画は面白かったですね。もう少し科学哲学をちゃんとやろうかという気持ちにならないでもないがそれより先にやりたいことがあったのでしたというところ。テストは欠席と相成りました。

フランス語一列①(M.I.)
個別に書くことがあまり思いつかない。黒板がワンダーランド。フランス語に関して感想を述べるならば、ゆっくりやれば単語や文法の面で難しさのある言語ではないということはありますね。発音も非常に一貫していて規則的ですし。アイスランド語と比較している訳ですが。どちらかといえばかけた時間がかなり率直に問題にされるだろうと考えられます。リスニングの難易度は高い。

古典語初級(ラテン語)Ⅰ(K.T.)
ゆっくり。ラテン語の文法をAセメスターまでと合わせた1年間でやってみようという内容の授業でしたが、まあ進行も話し方もゆっくりだったので船は漕ぎながらもそんなに無理せずまあまあ色々身についたかなという感触はあります。もう少し整理して文法をやった上でちゃんと文章を読んでみようかと今は考えています。古典語は会話練習とかがないので楽ではありますね。ギリシャ語もやらなければ…

情報(Y.K.)
学生に何を求めて実施されているのかが今ひとつ理解できない授業。プログラミングを教えるならもう少しちゃんと教えればいいのに。教科書を読めばわかることしか教えないならば教科書を読ませればいいのに。内容自体が全く面白くないという訳ではないのですが1セメスターしかない中で飛ばし飛ばしに詰め込んで面白いと感じられるのだろうかというところです。チューリング機械の話は文系にもしましょう。フォン・ノイマンボトルネックの話もしましょう。

世界史論(A.T.)
中東のキリスト教徒の歴史をたどるというニッチな需要に応えてくれる授業でした。別に私がもとより需要していた訳では必ずしもありませんが。しかしながら種々の黙示録やイスラム教徒との契約文書の話などは非常に刺激的で良かったですね。途中で多少混乱状態に陥ったりしましたが高校の世界史で受け取った物語を良い意味で解体できたのは1つの成果であったと思います。中東に違った目線で興味が湧きもしましたね。アラビア語ぐらいはやらなければ。

英語中級(K.U.)
近代日本の歴史を英語で読んでみようということらしい。まあ確かに英語で読みましたね。国際礼譲などを英語で言えるようになったのはまあ面白いことですね。そしてまた日本史の素養がないということの困難さはやはりひしひしと感じるところではあったのでありまして、日本史をきちんと学び直す必要があると考えてはいるのでした。詳説の新版を買うかどうかというところにおいて私の中で激しいせめぎ合いが行われていたりします。

英語一列①
話を聞いていないので何ともなかなか。別に聞いていない訳ではないのかもしれないが。そこまで面白くもない文章の意味をとって関連するリスニングを聞いてさてどうするという感じの授業でしたが、まずもってどうしてこの形式の授業を続けたいのかということについて少しは考えるべきではないですかね。別に教員に罪はないので特に何も言いませんがね。

身体運動・健康科学実習Ⅰ(忘れた)
パワーリフティングをする。教員のやる気のなさに味があってよい。選択した理由はまあそれだけなのですが、実際のところパワーリフティングよりも縄跳びをしていた時間の方が長かったであろうという気はしますね。それでもSセメスター中の体力維持には少しは貢献があったのかもしれないとは思っています。今は体力がどうしようもない。

社会Ⅰ(T.W.)
社会といいつつ経済社会史といった方が適切な内容でしたね。何らかの映像を見てその映像に基づき色々と歴史の中での思想のぶつかり合いを見ていくという内容の授業。Jeffrey Sachsが話しているのを見たりアメリカの活動家の話を見聞きしたりするなど面白い部分もありましたが少し退屈な時間が長かったかとは思いますね。そして試験の形式は本当にあれで良かったのでしょうかね。

初年次ゼミナール文科(Y.N.)
はてさて。

フランス語初級(演習)①(A.D.)
一列/二列が文法のクラスであったのに対してこちらは会話練習が主でした。教え方は実際のところ上手だとは思いますね。教科書を製作した張本人とは思えないほどに内容をどんどん飛ばしていましたが。発音に厳しい。子音の発音は何とかなるのですが母音の発音における微妙な機微は結局よく解らないままですね。もう少しフランス語も進んで勉強したいとは思っているのですが。

表象文化論(A.S.)
教員はクィア論の日本における第一人者でありました。大学に入る前からTwitterで見かけており知ってはいたのですが実際に話を聞いてみると違った面白さがありますね。内容としては複数のテーマでグループに分かれて発表するというプロセスを繰り返すというものでしたが、本来ならば時間がある2年生の時期に取った方がよいものではありそうであるとはいえ、知識内容としても形式としてもSセメスターの授業の中では得るものが多かった方ではあるので結果的には良かったのだろうと思います。もう少し色々と話を広げてみなければとは思いましたが。

数理科学概論(N.I.)
理系よりも進むのが早い楽しい文系向け数理科学概論。内容面は正直なところ知っていることが多かったのですが、記法の流儀などに慣れること、また道具として扱うための訓練には役に立ちましたね。もう少し進んだ勉強をして数学基礎論の方に大学在学中にアプローチしたいと思っているのですが如何せん何につけても時間は足りないのであります。

フランス語二列(J.S.)
フランス語一列とともに進むフランス語の文法の授業。黒板はそれほどワンダーランドではない。フランス語の学習に関して言えば結局のところ慣れだろうなという感じがしますね。来たる2Sセメスターにはフランス語の中級クラスを取るつもりでいますがあまりの衰弱ぶりに絶望するであろうことは想像に難くありません。語学として簡単な方ではないのかもしれませんが結局のところ選択肢の問題ですし、大して変わりもしない難易度にこだわるよりはむしろ興味関心を少し拡張するといったぐらいの動機の方が結局のところ楽かと思いますね。ミシェル・トゥルニエとかが少しにせよ原語で理解できるのは感動するところ。

科学技術基礎論(S.S.)
役に立ったかと言えばそこまで役に立ってはいない。というのは知っていることが多かったから。とはいえラザロ徴候の実際の映像を見たり改めて福島第一原発に何があったかということを反芻することによってひとつ考えるテーマにはなったとは言えますが。内容はそこまで面白くなくはないのだからもう少し資料を解りやすくするなり説明を簡潔にするなりすれば良い授業になるのになということを思うとともにむしろそれが教育というものの本質なのだなと思うところではありましたね。本は書けるのに。

Aセメスター

英語中級(G.M.)
社会におけるさまざまな格差について学ぶことをテーマとしながら英語でプレゼンしたりディスカッションしたりしようということらしい。生のデータが多かったのは面白いところでしたがプレゼン能力が上昇したとかそういうことは特にありませんでした。英語に触れていないと述べる能力から順番に駄目になっていきますね。一人でも何かを読んだりはしないといけないということは思うところです。教員は最後までいい人でした。

法Ⅱ(T.K.)
国際法の基礎を学んだり学ばなかったりした。教科書は読んだ。国家承認の問題であったり国際機関の有り様についてであったりといったことを回りくどく理解するのが重要であるということは理解できるものの、やはり構築的にある法というものに対していかに向き合うべきかというのはなかなか何ともいえないところではある。世界連邦みたいなものがいかにして上手くいかないかということは割とよく解るところではありますね。法学は一度きちんと芯を通さなければならないところです。

古典語初級(ラテン語)Ⅱ(K.T.)
Sの続き。さらにゆっくり。時制を後から学ぶというのは常に大変なのであって、それは結局色について後から学ぶようなものです。読解が多少できるようになったとは信じたいものの意味を理解できるのと上手に訳出できるのとはまた別の話であるので今ひとつ日本語に落とし込む形での理解はできていない。”芸術は長く、人生は短い”とかが例文として出てくるのはひとつ古典語の面白いところではあると思うのです。キケローの弾劾演説の一部に触れるということをどのように成し遂げるかということでもあります。ギリシャ語もそのうちやりますがまずはもう少し理解を進めなければならないところ。

演劇論Ⅱ(S.T.)
別に履修する気はあまりなかったのに履修に入り込んでいたようで、結局単位を全て確保するという営為はSセメスターに続いて成し遂げられないのでした。それはそれとして演劇の勉強であったり演劇であったりには一度取り組んでみたいと思っています。現状では場所がないので仕方ないのですが。

英語一列②
Sセメスターよりさらに面白くないということに軽く衝撃を受けました。なるほど授業とはここまで退屈であることが可能なのかという感想を抱かせてくれたことに関しては新規性があったかもしれませんが、そのほかのことに関してはあまりに実りがないですね。和訳を出回らせるのを禁じようとする前にもう少し学生のためにできることがあるのではないですかね。だからといってチートが仕方のないことであるというわけでもありませんが……。

英語二列S(FLOW) (C.M.)
FLuency-Oriented Workshopだそうです。会話をしてプレゼンなどをするという内容の授業でしたが、教員によってかなり裁量の幅が大きいようで全然異なることをしている場所もあるようでした。まともにスライドのプレゼンを組み立てたのは久方ぶりだったので楽しくはありましたね。そしてもう少し頭を動かすような毎日であらなければならないということもひとつ思うところではありました。主義を一個立てて満足しているようでは結局旗を支えるために生きることになってしまって果たして何のための旗だったのかということになってしまいます。

歴史Ⅰ(T.O.)
東南アジア史を一通り見てみてどうかという授業。Sセメスターに受けていたのは中東のキリスト教徒だったわけでどうもそういう方向に奇縁があるようです。もう少し整理してくれた方が聞きやすいという不満は抱くもののある意味ではその整理されていないという点が東南アジア史にとって重要な点ではあるかもしれない。編まれたわけではないものが確かにあるという実感をもって歴史を見ることができたのはひとつ重要な経験ではあったでしょう。レポートはそれなりに真面目にやった方。

現代哲学(S.N.)
ウィトゲンシュタイン研究の大家であるところのN氏によるウィトゲンシュタイン哲学を総覧する授業。N氏とほとんど完全に哲学観が相容れないので不安なところではありましたが、がというかありましたし実際に戻ってきた成績を見るにある程度は不安が当たったところはあったでしょうね。中期の資料が豊富であったのは良かった点ではあったかもしれません。本授業の履修者各位におかれましてはどうか一度ウィトゲンシュタインをまっさらに読んでみてどう思うか一旦考えてみてほしいところです。思想は各個のものであり全体のものです。

フランス語初級(演習)②(A.D.)
Sセメスターに引き続き。結局母音には常に苦しめられ続けるのだなというのが感想です。フランス語を使ってしたいことの8割はフランス語が読めれば事足りてしまうのですが実際にフランスに行きたいということもある訳でやはりその点に関しては維持しなければならないところです。文化の受容と言語の受容とをもっと並行にできたら良かったのかもしれません。

ドイツ語初級(第三外国語) (T.N.)
一度はやっておかなければならないと思って取り敢えず受けてはみたものの時間も勉強量も授業のコマ数も足りていないような気がしましたね。そして1限から言語をやるべきではありませんね。ただでさえ連日の早起きであるというのに。一人でもう少しちゃんと時間をかけてやってから色々と手を広げられればよいと思います。ポーランド語の予習もします。

フランス語一列②(T.T.)
Aセメスターになると文法の授業が週1コマになりました。教員は天災が忘れた頃にやってきそうな名前の人でした。フランス語およびフランスに対する造詣は明らかに非常に深かったのでその点に関しては信頼できましたし文法をやる上では良い人でありました。フランス語で良いことについて言うならば、ひとつには文学の豊穣が挙げられますね。ウリポもフランスですし、別にそれを挙げるまでもなくヌーヴォー・ロマンも、自然主義もフランスが中心な訳です。読めるようになった後が素晴らしい。もう一つ敢えて言うならば英語を外側から理解することに一定の貢献はありますね。むしろ英語に古い形が保存されていたりするのはやはりなかなか言語地理学的な見地を感じざるを得ないところです。

ボーカロイド音楽論(P.A.)
#東大ぱてゼミ はこれのことです。ボーカロイド楽曲を通じて人文科学の様々なテーマに(特にセクシュアリティと時間が大きいテーマであったように思いますが)切り込む内容の授業。単純に言って授業中から今までよりずっとボカロを聴くようになったのでそれだけでも良い契機であっただろうと思いますが、もたさんと改めて出会わせてもらえたのはとてもありがたいことでした。音楽をきちんとやる気にもなりましたね。あまりに時間がない人生の何とやらである訳です。

適応行動論(T.H.)
進化心理学みたいな内容かと思いましたがむしろ進化生物学といった方が内容としては近しい。「人間も動物である」というテーゼは常に重要であるとは思います。あえて言おうとして言うわけでもありませんが、内容はそれなりに面白いのに期末試験が(おそらく授業を聞いていない人を排除するためか)瑣末なことばかりを問う内容であったので何とも残念でならないですね。出回っている過去問で対策すればそんなことは解るわけで、結局授業をそんなに聞いていなくても過去問対策が至上となってしまうならどうしようもない。何をするためにわざわざ東京まで来て大学に通っているのかということです。

身体運動・健康科学実習Ⅱ(忘れた)
色々とマイナースポーツをやってみようということらしい。より正確にはマイナースポーツというよりは少し変わったスポーツというところで、筋力や経験があまり重要にならないようなものが選ばれている印象がありました。それ自体は面白いと思いますが達成という感じはしないですね。あとあまり疲れませんね。体力が驚くほどなくなりましたね。もともとないのに。どうにかしなければならないとは思っています。思っているだけですが。

さてまあそんなわけで授業に関してはこんなところです。思ったよりこれだけでも疲れたのであとは生活についてとサークルについてだけ書くことにしようと思います。まあ大体それが全てなのではありますが。

生活
思いついたことを適当に書きます。まずもって朝起きるということが一人暮らしになると全然違った意味を持ちますね。自分だけでなく家全体を一人で起動しなければならないのであって、その意味で1限に間に合わせるということに関しても中高におけるそれとは全く違った様相を帯びます。そもそも通勤電車が嫌です。嫌です。2階をつけてほしい。そして少しでも混雑を緩和してほしい。自転車も自転車で疲れるし。その場合音楽も聞けなくなるし。しかしやはり一人暮らしは悪くないと思いますよ。大量に本を買い込んで来ても家で変な顔をされることもありませんし、家に人を呼びやすくなりますし、逆に人の家に行ったり途中でどこかに寄ったりということに関しても非常に自由になりますし。大学生になってからレイトショーに行くようになったのも一人暮らしであるという点が大きく関係しているでしょう。レイトショーのみならず小旅行にもよく行っていますね。個人的に行ったものだけでも大阪に3回、京都に1回、愛知に1回、東北に1回といったところで、お金がない。ちなみに3/23からまた大阪に行くのです。色々と面白いことはあるものです。しかし食事はなかなか難しいですね。一品料理くらいなら作る気になるのですが色々と何個も作ろうとすると面倒であるという気分が先行してしまってどうしようもない。したがってメインディッシュ以外の料理をする能力はあまり向上していない訳です。また料理本を買うなりしようかとも思っているところです。そう本。本を買い過ぎている。おそらくもうすぐ100冊を超えるのではないでしょうか。次に引っ越すときにはどんなことになるのかとやや不安にも思っていますがまあ別に良いかなとも思っています。広辞苑は2冊あります。実際のところ交通費・食費以外には本を買うくらいしかお金を使っていないのですが、むしろそれだけでかつかつなので結果として生活の形式としては正しいと言えるのかもしれません。家に遊びに来たい人や別にそこまで遊びに来たくない人は気軽に連絡をしてくれれば基本的に大丈夫ですよ。暮らしは寂しくなかったり楽しかったりした方が良い訳です。

サークル
クイズをしています。クイズをするということは真面目に取り組もうと思えば生活のかなり多くの時間を攫っていくので色々とやりたいことがある場合は注意が必要ですが、取り組むに値する行為だと思えるうちは大丈夫であろうと思ってやっています。なかなか思うところは色々とありますが、常に作り手であることができるということはクイズというフィールドの大きな強みであると考えますし、クイズをやっている人にはなかなか面白い人が多いのでそれもまた良いことでしょう。大学内で閉じない契機にもなりますね。もし大学に入ってクイズをやりたいと考えている人がいる場合声をかけてくれれば基本的なことは伝えられるので声をかけたければどうぞというところです。私もまだできることがあるとクイズに関しては感じています。

まあそんな感じの1年です。そうでもないです。とにかく来年度は始まる訳です。